ソート順を表すURLの設計指針
一覧ページではユーザーが価格順・新着順・人気順などで表示内容を並び替えられることが多い。このソート条件をURLで表現する場合、クエリパラメータとして付与する方法とパスの一部として埋め込む方法の二つが一般的である。どちらの方式を採用するかは、そのソート順がSEO上の独立したページ価値を持つかどうかで判断するとよい。ユーザーが特定のソート順をブックマークして再訪するユースケースが想定される場合は、URLで状態を表現する設計が利便性の観点で優れている。
価格の安い順や評価の高い順は、検索ユーザーがそのキーワードで直接検索する可能性が低く、コンテンツとしての独自性も薄い。このようなソートURLはcanonicalタグでデフォルト順のURLを正規URLとして指定し、インデックスを一本化することが望ましい。一方、カテゴリ別の並び替えなど特定の需要が見込まれる場合は、独立したインデックスとして設計する価値が生まれることもある。ソート種別ごとにインデックスの可否をあらかじめ整理した設計書を作成しておくと、実装時の判断がスムーズになる。
ソートURLをrobots.txtで一律にDisallowすることも選択肢の一つであるが、ユーザーがソートリンクを共有した際に検索エンジン経由でコンテンツへアクセスできなくなるリスクを伴う。より柔軟な対応として、noindexメタタグをソートページにのみ付与し、クロールは許可しつつインデックスを防ぐ設定が多くの場面で適している。URL設計の段階で「インデックスさせるかどうか」の方針を決めておくことが、後の運用コストを削減するうえで重要である。ソートURLが外部サイトからリンクされる可能性がある場合は、リンクジュースの分散を防ぐためにもcanonicalの設定を徹底することが望ましい。